起業にピッタリの居酒屋
どんな業種でも起業するのは大変なことですが、比較的に経営を軌道に乗せやすいのが居酒屋です。
それは居酒屋の利益率が他の業種と比べてかなり高いからです。
生ビールなどは少し原価率が高めですが、他のドリンクやメニューなどは驚くほど原価率が低いので昔から居酒屋は儲けやすいと言われています。
そのため、これから居酒屋を開業しようと考えている方も多いのではないでしょうか。
1店舗目が軌道に乗せることができれば、どんどん店舗を増やして行く行くは全国チェーンにできるかもしれません。
利益率が高く資金回転が早い居酒屋ですが、メリットばかりではありません。
開業するなら出店地選びが重要
どんなお店でも同じですが、新たに開業する場合もっとも重要になってくるのが出店地選びです。
どこに出店するかによって、成功するかどうかが決まるといっても言い過ぎうではありません。
出店するなら駅近や繁華街など人出が多いところを選びたくなるのが人情ですが、駅近や繁華街などにはすでに多くの居酒屋が出店していることもあります。
すでに出店している居酒屋との差別化ができなければ、かなり不利な状況で営業をスタートしなければならないこともあります。
それならばと駅から離れた裏通りや住宅街などに出店したとしたらどうでしょう。
安く出店できライバル店もなかったとしても、今度はお客様が来てくれるかどうかが心配になってしまいます。
よほど料理に自信があれば隠れ家的に人気が出ることもありますが、人気が出るまで続けられるかどうかがネックとなります。
どちらにすれば良いのか悩ましいところでしょう。
フランチャイズという方法
リスクを最低限に抑えて成功するために、フランチャイズを選択するという方法もあります。
すでにネームバリューのあるフランチャイズに入って開業すれば、メニュー開発やマニュアルなどを自力で行う必要がなくなります。
準備段階から本部のサポートを受けることができますから、すべて自力で開業するよりもずっとラクに開業することが可能です。
フランチャイズの場合、まず知っておきたいことは基本的に本部が儲かるようになっているということです。
本部は儲からないようなことは絶対しないということを覚えておきましょう。
もちろん、店が儲からなければ本部も儲かりませんから、儲けるためのノウハウは惜しげもなく教えてくれます。
その上で、実際に儲けられるようになるかは努力次第です。
かなり良心的なフランチャイズも増えていますから、自分の目で確かめ頭でしっかり考えて選びましょう。