コンセプトはずばり学校の給食
昨今は中学校でも給食が出されていますが、昭和世代は給食と言えば小学校でのお昼ご飯だったことでしょう。
学校給食というのは、専門の業者が配達してまわっていることから、パンや牛乳などは同じメーカーということも多かったという特徴があります。
住んでいる地域によって、その地域の特産品が給食として提供されることもしばしばですが、学校給食ならではのメニューは誰もが覚えているのではないでしょうか。
大阪の梅田には、大阪の小学校に通い、小学校の給食を食べた人には懐かしい、小学校の給食をコンセプトにしたコンセプト居酒屋があります。
この居酒屋に訪れることで、一気に小学生にタイムスリップすることが出来るでしょう。
店内の小ネタで盛り上がりそう
こうしたコンセプト居酒屋には、同い年や同年代の人たちとワイワイ訪れるのがおすすめです。
それというのも、店内にはあちこちに小ネタが盛り込まれており、さすがはお笑いをDNAに盛り込んでいると言われる大阪のコンセプト居酒屋らしく、盛り上がる要素には事欠かない店内に仕上げています。
店内は昔懐かしい小学校になっていて、教室ごとの雰囲気がでるように仕切られており、黒板や先生が経つ壇もちゃんと作られています。
四人掛けのテーブル席が基本ですが、そこはコンセプトが小学校であるだけに、テーブルは比較的小さめで、椅子もクッションの効いたものではなく、まったくの木の椅子というところが、ますます郷愁を誘うことでしょう。
大勢で行けば、小ネタでひとしきり盛り上がるのは必至ですから、なかなかオーダーまでいかない可能性もあります。
そこはあくまでも居酒屋であることから、とりあえず飲み物の注文を済ませ、落ち着いてから店内を観察するのがいいでしょう。
料理のメニューとオーダーの仕方もさすがは大阪
メニュー表は何と出席簿になっており、注文が決まった際にスタッフを呼ぶ時には決まりがあります。
ここは小学校ですから、お客さんは小学生の生徒、スタッフは先生という役どころだからです。
したがって、オーダーをお願いしたいときは、先生!と元気に呼ぶのが決まりとなっています。
こうしたコンセプトを理解すればするほど、大勢で行くのがいい理由も分かってくると思われます。
大きな声で先生と呼ぶには、大人となっては勇気が必要でしょう。
枝豆など、居酒屋ならではの定番メニューもある一方、子供の頃の懐かしさが一気に蘇ってきそうなナポリタンのようなメニューもあります。
さらに、楽しく飲んで食べているグループには、抜き打ちでテストが届いたりと、同年代で楽しむのが最適な要素が盛りだくさんの居酒屋です。