どう差別化するかが重要なカギとなっています

総合居酒屋と専門店

首都圏をはじめとする都市部では、総合居酒屋と何か1つに特化した専門居酒屋の勢いの差がハッキリとしてきています。
どんなメニューでもあってなんでも飲める総合居酒屋の元気がなくなっている一方、焼き鳥や鮮魚、地鶏など特色のある専門居酒屋がかなり元気な状況です。
何でも揃う総合スーパーが衰退し、何か強みがある専門店が生き残っている状況と似ています。
飲むだけなら、うどん専門店やファミレスなどでも飲むことができます。
ちょっと1杯飲むだけなら、食事をしたついでに飲めるうどん屋やファミレスで飲んだほうが気楽なのかもしれません。
それに、最近では、お酒を飲めるファーストフードも増えています。
つまり、総合居酒屋にはライバルが多いわけです。
どんなものでもあるけどこれといった強みがない居酒屋は生き残れなくなるかもしれません。

特色を出せば成功できる

何でも揃っている総合居酒屋の勢いは衰える一方ですが、これだけはどこにも負けないといった特色のある居酒屋はすごい勢いで伸びています。
焼き鳥を食べるならこの居酒屋、魚を食べたいならこっちの居酒屋と、どこにも負けない特色があれば新しい店にもたくさんの客が来てくれる可能性があります。
成功するには、どのようなコンセプトの居酒屋にするのか、開業前にじっくりと考えることが大切です。
コンセプトを考えるには、できるだけきめ細かなマーケティングを行うことが重要になってきます。
何が求められているのか、何を提供すれば客が来てくれるのか真剣に悩むことができたところだけが成功することができるわけです。
低価格路線を打ち出せばたくさんの客が来てくれた時代は終わりました。
これからは、価格以外のもので勝負しなければなりません。
何で勝負するのかを真剣に悩めるかどうかがネックとなってきます。

一度決めたコンセプトを曲げない

コンセプトが決まったなら、どこにどのような居酒屋を出店するのかコンセプトに沿って1つ1つ決定することが大切です。
条件が難しいからといい加減に決めてしまうと、コンセプトがぶれてしまいます。
昔ほど飲む人が少なくなったとはいえ、居酒屋で楽しく飲みたい方はまだまだたくさんいます。
また、下戸だからそれほど飲めないけど居酒屋の雰囲気が好きだという方も少なくありません。
居酒屋を愛する人がいる限り居酒屋がなくなることはないでしょう。
それらの人を上手く取り込むことができれば、居酒屋はまだまだ繁盛することができます。
ニッチな需要でも総取りすることができれば成功することができます。
それを忘れないようにしましょう。

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